BLACK MILITARY Vol.16 M-51 FIELD PARKA WITH LINING / 12月中旬入荷予定
商品番号
MRC143-POE376
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M-51 FIELD PARKA WITH LINING
1951年に米軍に正式採用されたM-51フィールドジャケットの上に着用するパーカーコート。極寒期・地帯の戦地での移動や早朝・夜間の警備等で着用されていました。アメリカ軍が経験した事のない極寒地で、通常の装備の上にレイヤーシステムを作る必要性から生まれたのがこの「M-51」M-51フィールドパーカーは第二次世界大戦後すぐに開発がはじまり、さまざまな改良を経て、1951年に軍で採用されました。主に朝鮮動乱の寒冷戦域において米陸軍将兵に支給されました。様々な気象条件に対応するため、脱着式のライナーやコヨーテ・ファーのトリムのインナーフードが取り付けられました。同じ名称"M-51 FIELD JACKET"の上から重ね着できる構造です。シェルは最初期(1951)が厚手のコットン・サテン。濡れて重くなり乾き難い事から次年度(1952)より軽量薄手で撥水性の高いナイロン・オックスフォードに変更されました。ストレージ・ポケット内は起毛素材でハンド・ウォーマーの機能を持ち、さらに裾を脚部に巻きつけるためのストラップが付いており、これにより強風時のバタつきが抑えられ、冷気が入らないように工夫されています。朝鮮動乱で採用されたM51パーカーですが、動乱の早期収束と共に大量の在庫がサープラス品として市場に出回ります。これに目をつけた英国のモダニスト達(MODS)がスクーター運転時にスーツを保護する目的で好んで着用した事から「モッズパーカー」という愛称が付けられました。M-51フィールドパーカーは年代により様々なバリエーションあり、初期の仕様は綿100%、その後はナイロン混紡でちょっとツヤがあります。M-51フィールドジャケット等の上から羽織ることを想定しているので表示サイ
ズよりワンサイズ大きいです。インナーは初期はドテラのような分厚いウール。その後パイル地に変化しました。手袋を装着したままでも開閉できるように大型のファスナーに引き紐も取り付けられています。1965年にM-65パーカーが採用されてM-51の生産は終了しました。モッズファッションとしては60年代イギリスで定着し、70年代後半以降に日本でもモッズが浸透しM-51パーカーが彼らのマストアイテムとなりました。本体(シェル)、ライナー、フードの新品はデッドストックのみ。現在デッドストックの入手に関しては壊滅的な状況で年に一度見かければ良いほうかもしれません。USEDですら怪しい程、希少な物になっている。
裾のドローストリングの扱いについて
後ろ見頃の先端が2つに割れていることからM-51パーカーにフィッシュテールパーカーという別名を与えることになりました。しばしばM-51パーカーの裾のドローストリングを2つに割れた先端を一つに閉じるために使うことがあるが間違いです。正しい使用法は、パーカーが温かい空気を密閉している状態を保つため、足の回りに巻きつくように、前身頃の裾から出た紐を後ろ見頃から出た紐に結ぶようにします。パーカーを極寒の空の下で着用するにこれが正しい方法です。結ばない時はそのままダランと垂らしておくのが正解です。M-51フィールドパーカーは、後付けのパイル・ライナーを装着する事によりその防寒衣料としての機能を100%発揮します。初期は、ウール・パイルタイプ初期厚手起毛素材使用タイプがあり、採用のごく初期に製造使用され、現存数もかなり希少です。後期は、ウー
ル・パイルタオル地織タイプで採用後期に製造・支給の本体部が軽量化されたタオル地織り仕様の
ライニングはナイロン素材のR/S織りタイプです。
フードについて
米軍におけるM-51Field Parkaは、本体のフードシェルにボタンで固定するコヨーテファー付防寒用アタッチ式フード仕様です。M-51Parkaにおいて本来極寒期・地帯において使用される脱着式防寒フードはいざという時の為に用意されていました。今回のモデルは、ディテールは忠実に再現しつつ、より着易くバランスを整えた仕様にしています。縦と横のバランスを整え、より現代のスタイルにおいての機能美と着用美を目指して、調整し、製作しています。 高密度タフタを仕様したストレッチ素材を使用したライニングを製作致しました。前回のBLACK MILITARY第15弾でリリースしたM-51に脱着可能なライニングを本水牛ボタン取り付けで搭載致します。 ヴィンテージ感溢れるヘチマステッチによる中綿仕様で非常に保温効果のある中綿を採用し、冬の寒い時期にも使える非常に 汎用性のあるモデルとして昇華しています。
MATERIAL
表地:イタリア LIMONTA社 WATER-PROOF
WIND-PROOF / STRETCH TAFFETA
ECO FABRIC ULTIMEMBRANE
ダウン用表地素材として世界に認められた素材。軽くてごわつかない極薄高密タフタです。この商品は再生型リサイクル繊維ecouseを100%使用。さらに防水加工もフッ素フリーです。環境に配慮したダウン素材としてハイブランドからも注目されており、マットな光沢感で高級感溢れる仕様に仕上げています。
本水牛釦
原産国は主に東南アジアやインド。水牛の角は種類によって色が変わり、基本色は黒ですがベージュ系や茶系もあり、天然物で貴重な高級品になります。水牛釦は非常に耐久性もあり長年使用しても変色しずらく、プラスチック釦とは違いボタンの削り出し穴あけ等、職人の手作業によって作製しています。最高級ボタンとして使用されており、削り出し釦にロゴを深く刻印したオリジナルです。
【予約商品について】
※受注期間:7月17日(水)12時~7月31日(水)11時59分
※完全受注生産の為、数に制限がございます。
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場合は全額返金いたします。
※商品の画像はサンプルのため
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■ご注文に際しては、上記をご了承頂いた
ものとさせて頂きますので、ご了承ください。